口答えは、してもされても後味が悪いものです。

口答えする人の特徴や、性格・心理をタイプ別に、長所&短所を含めて怒られた時・意見を求められた時・飲み会などシーン別にいい返し方や番外編として、口答えする人達がした”秀逸な口答え”など、みんなの体験談も一緒にご紹介します。
口答えの意味とは
誰にでも言い返すと口答えと言われてしまいがちですが、口答えの本来の意味は「目上の人の言動に言い返すこと」です。ですから、上下関係がはっきりしている場合にだけ使われる言葉です。職場の上司と部下や、学校の教師と生徒のような関係において使われる言葉です。でも、口答えされるとイライラしますが口答えをした人がすべてが悪いのでしょうか。
口答えの良い悪いは一言では言えない
口答えは上下関係があって生まれてくる言葉です。フラットな関係においては口答えではなくただの議論と呼ばれるべきものであり、歓迎すべき場面もあるでしょう。一方、自分が上だと思っている人からすれば、不愉快に感じて関係が修復できなくなるところまでいってしまうこともあります。
それでも、口答えをする人とは、どんな人で、どんな場合なのでしょうか。
口答えをする人の7つの【特徴】

口答えする人と口答えしない人は、口答えできる人と口答えできない人と言い換えられるといってもいいでしょう。自分の意見を言えるという点では、口答えする人よりも口答えできる人の方が偉いように思われます。しかし、自分の意見が受け入れられなければ単なる無礼なだけの口答えに終わってしまい、ただただ自分の評価を下げるだけです。
やはり、相手に真意の伝わらない口答えは意味のないことになって相手をイライラさせるだけになってしまいます。口答えをする人の大きな特徴を7つあげます。
1.口答えをする人の特徴:負けず嫌い
必ず、オウム返しのように口答えをする人は、負けず嫌いです。心が発達する過程で、「自分が一番でないと気に入らない」「自分の行っている事だけが正しい」とおもってしまったのです。そして、いつも他の人を気にしていて競争心が強いです。
「言われたら口答えをしない気が済まない」と無意識に思っているよりも、口答えをする自分がかっこいいとか、偉いと思っている人が多いです。
2.口答えをする人の特徴:虚栄心が強い
口答えをする人は、どうしても自分が最高だということを主張したくなっています。つまり虚栄心が強いのです。見えを張り自分が持っている実力を過大評価しています。口答えをする人は何が何でも自分のプライドを守ろうとして見えを張り攻撃的になってしまいます。人関係がうまくできない人は、自分に対しての攻撃には弱くすぐに傷ついてしまう傾向にもあります。
3.口答えをする人の特徴:自己中心的
ここまでいろいろお伝えしましたが、口答えをする人は、自己中心的です。いつも自分の考えが正しく、自己が中心に動いていますから、他人の考え方や意見を肯定して、それに自分の考え方を合わせていく事が非常に苦手です。幼い時に我儘に育ちなんでも許されて、怒られずに褒めて育った人に多いです。
何故、自分が他人に合わせないといけないのか、意見されるのが理解されないで、意味なくイライラするだけ仕事上のトラブルが多くなります。
4.口答えをする人の特徴:こだわりが強い
そして、口答えをする人はこだわりが強いです。大したことでなくても、自分が思った事は他人の迷惑を考えずに自分の言い分を通さないと気が済まないので、意味も分からず、何も考えずに口答えをしています。相手にもこだわりがあるかもしれないとは思いつつも、口答えをする人は、普段から注意されても態度を改めない唯我独尊の人が多いです。
5.口答えをする人の特徴:口が上手いが軸がぶれやすい
口答えをする人は、自分の意見をはっきり持っているのではなく口答えをしているうちに軸がだんだんぶれて、わからなくなってしまい人が多いです。一番困る特徴です。私語時途上でも相手をイライラさせてしまう人に多いです。口が上手いので、最後は、つじつまが合っているように思われますが、本人だけが満足してなかなか直りません。
6.口答えをする人の特徴:必ず反論・否定をする
仕事上に多いのですが、上司の行動や意見に必ず口答えをする人がいます。特に社会通念や儀礼を軽んじている人が多く、そういうことを無駄と思っている人に多いです。そして、上司に口答えをしているのではなく正々堂々と意見を言えてると思っている人が口答えをします。周りで見ている常識人がイライラします。
7.口答えをする人の特徴:人の話をさえぎる
最後の特徴で口答えでは無いと思われているかもしれませんが、人の話をさえぎって話を変えてしまったり終わらせてしまうのも口答えの特徴です。親に怒られている子供に多いのですが、話途中で、謝ったり、他の話をしたりして相手が言いたいことの半分も理解していないことが多いです。言い訳として、いつも同じだからとか初めからわかってると言います。
口答えをする人の【性格・心理】
口答えをする人は、理不尽なことを言われて仕方なく口答えをしてしまった場合と、わがままで自分の思うとおりに行かない時に口答えをする場合があります。性格は変わりませんが、それぞれの場合によって心理状態は違うと考えられます。代表的な例をあげます。
1.口答えをする人の「性格・心理」:無意識に人を見下している
口答えをする人は相手を見分ける能力に優れています。自分が、口答えをしても大丈夫そうな人を無意識に見下して口答えをしています。自分が不利になるような相手には、自分からは反対意見は言いません。
2.口答えをする人の「性格・心理」:自分の思い通りにしたい
口答えをする人は支配欲が大変強い人が多いです。上司だろうが親だろうが自分の意見を通し、思い通りにしたいのです。だからこそ自分とは違った意見を言って人に対しては、仕事上であっても相手がイライラしてようが口答えをし、どうにかして自分の思う通りにしようとします。
3.口答えをする人の「性格・心理」:楽観的で単純思考
口答えをする人は、後先を考えずに楽観的な人が多く、人任せな人も多いです。責任感がない人が多く、多少「口答えしたってどうにでもなるだろう」とか。仕事上でも誰かがうまくやってくれるだろうと、と軽く考えて責任を取らない人が多いです。
4.口答えをする人の「性格・心理」:認めてほしい
上の3つとは違い、自己中心でもなくわがままでもなく責任感がきちんとある人でも、残念ながら口答えをしてしまう場合があります。あまり理不尽な事ばかり言われ続けると「自分を認めてほしい」と言う心理が働き、口答えをしてしまいます。無意識に承認欲求が働いてしまうのです。
口答えをする人の【長所と短所】
口答えをすることの長所と短所について考えてみます。口答えをすることは短所なのでしょうか。子育てをしている場合子供が初めて口答えをすると「発達の過程だな」と喜ぶことができる親もいるでしょう。つまり、口答え=きちんと考えて自分の意見が言えるようになるということで、子供が発達していく上で反抗期と一緒の大切なプロセスです。
でも、大人になっても口答えをするのは、短所と取られがちです。でも、目上の人にはっきりとした自分の意見を信念を持って言えれば、最初は口答えと取られても、次第に分かってくれて心を開いてくれると考えられます。上司の立場でもあまり口答えをするので仕事の障害になると嫌がらずに叱り方も考えて、相手の意見を聞くとまっとうなこともあるかもしれません。
口答えする〈子供〉の対処法・上手な叱り方
仕事で、イライラする上司は「お前は、子供の時どんな育て方をされたんだ!」と怒る人がいます。叱り方が間違っているとは、言えません。子供の時の育ち方は、発達上人格形成にとても大きな影響を与えます。大人になってそれが障害となってなかなか仕事上で対人関係がうまくいかなくなってしまいます。子供の発達過程で、大人の影響は大です。
1.口答えを子供の意見として受け止める
口答えとは発達上大切でも、親の立場からすると、叱り方を間違えると子供の口答えは大事件になってしまうかもしれませんが、子供にしてみれば、親に自分の意見が言えたのです。はじめは、きちんとした意見になっていないかもしれません。でも、親がどうして、そういうことを言ったのかな?どう思うの?子供の真意を確かめてあげて下さい。
きちんと子供と向き合い叱り方を気をつけて子供の発達に障害のならないように良い関係を築きあげると良いです。
2.自分でどうしたらいいか考えさせる
子供が片付けが出来なかったり、宿題をしていなかったり、ゲームばかりしている時の叱り方は難しいです。頭ごなしに怒鳴る叱り方をすると、口答えが始まりまります。子供の心はうまく発達しないかもしれません。叱り方に問題があります。
子供が反発しない叱り方は、子供が考えられるようにすることです。宿題をしないでゲームをしている子供には、他にすることがあることを指摘して、自分がするべきことを考えられる子供にします。少しずつ心は、発達します。
3.口答えをする子供のことは、先回りをしてやらない。
片付けをしないで出かけてしまった子供に、親が片づけをしておいて帰ってから片付けられていなかったと叱っても子どもはどうすることもできずに、そこで、発達は止まってしまいます。そして「後で、片付けるつもりだった」と口答えが返ってきます。そういう時は、そのまま置いておいて、片付けていないことを指摘して、叱り方を考えてください。
口答えする〈部下〉の対処法・上手な接し方
仕事上で、上司に口答えすることがいけないことかどうかは、職場の環境、上司の人柄によって大きく左右されます。昔気質の上下関係の厳しい仕事の場合には「上司に口答えするだめな部下として」仕事上の大きな障害になるかもしれません。
でも、最近では、部下とフラットな関係で、仕事をしたいと考える上司も多いです。そういう場合でも、部下が上司に口答えをするのは、大きな意味があり対処法が問題です。
1.上手な意見の伝え方を知ってもらう
口答えをして自分の主張を通そうとする部下はいますが、それが成功するかどうかは上司の人柄によって決まってしまいます。上司としては、仕事上重要なことを伝えているのですから、感情むき出しで自分の主張を言われれば、内容が意味不明になりイライラして仕事に障害が出ますよね。
部下には、何か意見・口答えしたいことがある場合には、上司の話を聞き終ってから相手の意見を肯定、感謝を示してから、違うところだけ冷静に順序立てて言うのがよいということを知ってもらいましょう。
2. 口答えをする部下と議論をしてはいけない
部下が口答えをしてくると、つい、イライラしてしまいます。そして、仕事上関係のない事まで持ち出して、議論になってしまい、仕事に障害が出ます。そもそも、口答えをする人とは論点が定まらないので、議論をしても結論が出ないで、だらだら言い訳を聞くだけになってしまいます。
口答えをしてきたら言い返したい気持ちをぐっと抑えて、議論になることを防ぎましょう。
3. 口答えをする部下を否定してはいけない
口答えをする部下を否定すると、部下はますますヒートアップして、収拾がつかない状態となります。周りの人の目には、口答えをする部下を否定した上司が怒りっぽい信頼に欠ける人として映り、仕事関係者の見る目がかわり障害になってしまいます。
上司としての威厳を守る為にも、口答えをしてきた場合にはイライラせずに決して否定の言葉を投げかけてはいけません。
4. 口答えをする部下にはまずは相手の意見を聞く
口答えをすることに意味がないと初めから否定しないほうがよい場合もあります。もしかすると口答えの内容に聞く意味のあるアイデアがあるのかもしれません。それをイライラして「口答えするな!」と抑えつけてしまうのは、叱り方に問題があります。
もしかしたら、素晴らしいアイディアがあるかもしれないので、口答えする人の意見も聞いてみてはいかがでしょうか。
5. 口答えをする部下には命令ではなく提案する
上司が部下に意見を伝える場合は、どうしても「命令口調」になってしまいます。ですので、部下は反論し、口答えをしてしまいます。これでは障害が出て、うまく仕事が回って行きません。部下を口答えさせずに上司の思い通りの仕事をさせようと思ったなら、あくまでも「命令」でなく上司は「提案」をして部下の意見を良く聞くことです。
6.口答えをする部下にはほめるのではなく認める
一時期子供は叱らずにほめて育てるというのが、流行しました。一歩間違うと、大人になるまで怖さを知らずに自己中心のわがまま放題の子供になります。仕事でも同じです。部下をほめて伸ばすことは良い事でもありますが、ほめられてばかりいると、自分の意見ばかり押して、他人の意見を聞けなくなり、仕事の効率が悪くなります。
ほめるのではなく、部下のしたことを理由を述べて認めるようにすると良いでしょう。上司に認められたことで、部下のモチベーションもあがります。
7. 口答えをする部下には反抗へのリスクを伝える
上司として口答えする人は「口答えをしたデメリット」を教えた方が良いです。口答えをする人は子供のころから何の意味も考えずに、明るい性格だと勘違いして反射的に口答えをしています。この自分が正しいと思っている性格を間違っていると教える人がいないと、仕事上の取引先相手や顧客にも意味なく平気で口答えをして大きな障害になります。
【体験談】口答えする人達がした“秀逸な口答え”
この上司は、部下を育てようと思って一生懸命です。部下はその上司の温かい言葉に感激したのでしょうが、泣かれると、仕事に障害が出ますよね。ぐっとこらえて上司の期待に応えてほしいところです。
子供じみた性格の発言に、先生のうまい切り替えしです。その前の先生の会話がないので、この子供がどんな発言に口答えしたのかはわかりませんが、先生の答えは秀逸な答えです。先生がみんなこんな人だと子供もついていきやすいでしょう。
つい口答えしてしまう、けれどもそれを直すことが難しいというのは、よくわかる意見です。時には退職につながることもあるんですね。今は、転職する人も多いですが、口答えが障害にならないように気をつけていきたいですね。
口答えをする人にうまく対処していきましょう
子供は発達の過程で自分の意見を持つようになり口答えをします。この時に親がイライラしてきちんと対応しなかったり子供の意見にすべて従ってしまうと、この事が障害となり大人になった時にうまく精神的に発達していないことがあります。この障害は大人になっても対応すれば直ります。口答えばかりする人を増長させないようにうまく対処できるようにしましょう。
