無関心な人の特徴や、性格・心理、敢えて無関心になる方法・メリット、そして長所&短所や直し方・接し方などをご紹介します。
番外編として、無関心な人達の”凄まじい言動”や”職場あるある”など、みんなの体験談もあるので、無関心な人とはどんな人なのか確認してみましょう。
『無関心』の意味
無関心な人というのは何事にも興味がわかない、関心をもたない、またはそのように見える人のことを意味します。仕事に無関心、家族に無関心など最近ではあまり良い印象を与えないフレーズとして使われることが増えてきました。では、実際に無関心な人とはどんな人なのでしょうか。
無関心な人の特徴35選
無関心な人に共通する特徴というのは一体どのようなことでしょうか。とにかく興味のないこと以外には一切関心を持たないタイプのため、普段のふるまいや人との関わりにおいても多くの特徴があります。これからカテゴリにわけて共通点を全部で35選紹介していきますので参考にしてみてくださいね。
無関心な人の特徴【人間関係】
他者との関わりにおける無関心な人の特徴について挙げていきます。基本的にマイペースで周囲の空気を読んだり気をきかせるようなことのないタイプなので、淡白な印象を受ける人が多いでしょう。
1. 人付き合いに興味がない
周囲と関わること自体に無関心なケースも多いため、食事などに誘ったり連絡先の交換を申し出てもあまりいいリアクションが返ってくることがありません。好き嫌いがはっきりしているなどではなく、誰にでも同じようにそっけない態度を取ってしまうのが特徴です。
多くの人はそんな態度を見て誘うのをやめてしまうので、友達など親しい関係となる人は非常に限られているでしょう。
2. 雑談が苦手
目的のない会話がほとんどである雑談は無関心な人は非常に苦手です。輪に加わること自体が億劫であったり、その場に混じっても会話の引き出しが圧倒的に少ないので対応できないことが理由かもしれません。相手から話題を振られても会話を広げるような対応は期待できないでしょう。
3. 噂に興味を示さない
人間関係に興味がないため、誰かの噂などにも興味を持たない人が多いでしょう。他者の人間関係や評判だけでなく、自分の評判や噂話をされていることについても関心がないのが特徴といえます。
先に述べた人との付き合いなどの特徴から、そもそも話題に出ることも少ないかもしれませんね。周囲から特別いい印象を持たれることも少ないので悪い噂も出回ることがありそうですが、無関心な人は自分の評価が低いと感じてもあまり気にしないでしょう。
4. 周囲に合わせない
無関心な人は周りからどう思われるかということに関心がないので、ひとりだけ違う意見や行動であることに抵抗がありません。誰かの提案に乗ってみんなが同じ店でランチをしようと言っていても、ひとりだけ別行動を取ってしまうこともあるでしょう。
空気を読んだり「こうした方がいいかもしれない」ということは考えないので周囲と合わせるということはしない傾向にあります。
5. みんなが集まる飲み会やイベントに来ない
職場の飲み会や仲間内で企画されたイベントなど、乗り気でなくても参加した方がいい誘いというのは多いでしょう。そんな場面でも無関心な人は人からどう思われるかに関心がないので誘いを断ることに抵抗がありません。人付き合いも億劫なタイプなので参加してもその時間が苦痛と感じてしまう人が多いでしょう。
関心事が少ない無関心な人は会話の引き出しも少ないので、コミュニケーションを目的として人が集まる場所にはそもそも参加したくないと考えている場合が多いかもしれませんね。
6. ほかの人を見下している
無関心な人にはプライドが高い人が多い傾向にあります。そのため自分よりも下位であると判断した人には興味がわかないので「関わるのが無駄」と判断し素っ気ない態度を取ってしまうことがあるでしょう。
これまで他人への関心がないと述べてきましたが、自分と同等以上と判断した人には尊敬の気持ちから親しくなりたいと興味を抱きます。尊敬できる人との時間は自分にとって得だからです。その裏返しとして下位と判断した人は見下してしまうので、時間の無駄であると考えてしまいます。
7. 人を信用していない
先にも述べたように無関心な人はプライドが高いので、人から裏切られることで非常に深く傷つきます。過去にそのような経験のある人は「きっとまた裏切られる」という気持ちがあるので人と深く関わることをせず、等しく他人とは距離を置いて接している場合があります。人を信用しないことで自分を守っているのかもしれません。
無関心な人の中には「人付き合いはしない」と決めているような人もいるかもしれませんね。
無関心な人の特徴【暮らしぶり】
無関心な人はその暮しぶりにも特徴が表れています。関心のあることが少ない分コンパクトですっきりとした生活をしている人が多いでしょう。生活習慣のほかひとりでの過ごし方についても触れていきます。
8. 食事の内容にこだわりがない
無関心な人にとって食事は空腹が満たされれば充分なので、何を食べるかということに興味がありません。空腹が満たされるようであれば豪華なごちそうもただのお茶でも何でもいいという考え方です。食べたいものという選び方ではなく、調理や手配の手間がないなど面倒でないものというような本人なりの選び方をしている場合が多いでしょう。
9. 健康に対する意識が低い
健康を損なうと欠席や欠勤など周囲を心配させたり迷惑をかけることになるので、多くの人は体調管理をして健康に気遣って生活をしているでしょう。無関心な人は自分が健康でないことで周囲がどうなるかということはあまり気にしないので、健康を意識した生活を心がけていない傾向にあります。
先に述べた食事に関してもこだわりがないので偏った生活をしている人も多く、周囲としては少々心配になってしまうような生活をしている人もいるかもしれませんね。
10. おしゃれに興味がない
服はとりあえず着ていれば大丈夫という感覚なので、飾りっけがなくおしゃれとは無縁な人が多いのも特徴です。人の目も気にならないので繰り返し同じ服を着ていたり、組み合わせが多少変でも気になりません。関心のないことに時間を割くのは面倒なので「仕事の時はこれ」など着るものをある程度固定している人もいるでしょう。
11. 部屋にあまり物を置いていない
無関心な人はこだわりも少なく、必要なものがそろっていれば十分という考えしています。そのため部屋には必要とするものだけなので、人によっては殺風景な印象を抱くような部屋に住んでいる人も多いでしょう。よく言えばすっきりとした部屋ですが、一切無駄な物がないというのは少々味気なく感じるかもしれませんね。
12. 無欲
無関心な人は「こうしたい」「こうなりたい」などの欲がありません。自分を良く見せたり、豊かにしたりするようなことに興味がないので、人や物など何に対しても無欲であることが特徴といえます。
13. 執着しない
無関心な人は周囲の新しい何かだけでなく、自身の物や事についてもあまり関心がないので何かをなくしてもあまり困った様子を見せません。それが人間関係であったとしても後を追うような執着を見せることはあまりないでしょう。
14. 休みの日は何もしない
人付き合いも苦手で趣味などを楽しむ傾向にない無関心な人は、休日は自宅で過ごしている場合が多いでしょう。休みの日は何をしているか聞くと「何もしていない」「寝ていた」と答える人がいますが、無関心な人はその言葉の通り実際に何もせず寝て過ごしています。
しなくてはならない最低限のこと以外は活動しないので、人によっては食事も面倒で抜いてしまうような極端な場合もあるでしょう。
15. 外出はひとりが基本
人に合わせることが苦手でもあるので、用事で外出する時もひとりで過ごしたいと考えています。人付き合いをしない傾向にあるので誘われること自体少ないかもしれませんね。約束を取りつけてどこで何をするかを考えるなど、人付き合いでは当たり前のことが無関心な人にとっては非常に面倒に感じてしまう点も原因でしょう。
16. 目標を設定せず生きている
欲があると何かのために頑張ったり、目標を立てたりしながら生きている人がほとんどでしょう。欲しいもののために貯金をしたり、夢を叶えるために資格を取るなど先を見据えて行動するのが一般的です。無関心な人は基本的に無欲なのでそのような目的となるものがなく、ふわふわとその時の状況で判断しながら生きています。
判断するといっても必ずしも前向きな考えではなく、面倒でトラブルなどが起きそうにないものなど消極的な選び方であるケースも多いでしょう。
17. 自分だけのこだわりがある
無関心なのにこだわりがあるの?と不思議に思う人もいるでしょう。ただ、自分なりのこだわりがあるからこそその狭い世界の中で生きているので、それ以外のものには興味が向かないというのが無関心な人の特徴です。
このこだわりから外れるものには心を許すことができないので、人と違う行動を取ったりはっきりとNOと意思表示するような言動につながっていきます。
無関心な人の特徴【学校・職場】
学校や職場での無関心な人にはどのような特徴があるか紹介していきます。とても淡白で上昇志向とは無縁な特徴がずらりと挙がっていますよ。
18. 向上心が見られない
仕事や学業に対しても欲がないので「もっとこうしたい」という向上心が見られません。成長した自分の姿など想像もしないので理想に向かって行動するようなことはあまりないでしょう。成長によって得られる結果よりもそこへたどり着くまでのプロセスに大変さを感じたら諦めてしまうのが特徴です。
19. 気が向かないことはやらない
学校や職場ではたとえ気が向かなくてもやらなくてはならないことがたくさんありますよね。一般的にはそれをやらないとどうなるかということが気になるので嫌でも対応しますが、無関心な人はやらないことによる評価などに関心がありません。そのような心理から気が向かないことはやらないという判断を下します。
やりたくないことにNOと言える性格は少しうらやましく感じる人もいるでしょう。
20. こなすのは自分のタスクだけ
チームで作業をする場合、メンバーの作業が遅れていたら誰かが手伝ってあげるような場面は多いですよね。無関心な人はこのような場面ではまず活躍しません。名指しで手伝うよう言われるようなことがあれば対応するかもしれませんが、そうでもなければ手を差し伸べることはないでしょう。
手伝ってお礼を言われることにも、逆に手伝わないことによる悪評にも関心がありません。自分のタスクが終わればそれで問題ないので、あまりいい印象は抱かれないかもしれませんね。
21. 指示がないことはやらない
仕事をしていて自分だけ手持ち無沙汰となってしまった場合、そのまま何もせずにいることは多くの人にとっては気まずいと感じるでしょう。無関心な人はこのような場面に動じることはありません。普通は別の仕事を探したり何か動こうとしますが、無関心な人は指示されたことが終われば次の指示があるまで動かないこともあります。
指示に対する対応も言われたままを忠実に行うのが基本で、よりよく仕上げるなどの工夫はしないのが特徴です。
22. 目指すのは最低限のOKライン
無関心な人は「よりよくしたい」という欲がないので、結果については最低限のラインをクリアすれば良しとしています。テストであれば平均点などではなく赤点でなければ問題ないと考えています。仕事であれば先ほどの特徴のように、言われたことだけは言われた通りにやっておくという状態です。
やり直しなどは面倒でやりたくないので、問題として取り上げられるような状態は避けられるよう努力はするでしょう。ただしそれ以上の頑張りにはつながっていきません。
23. 自分の評価が気にならない
自分なりのOKラインを満たしていれば問題ないと考えているので、周囲からの評価に関心がありません。これは成績や業績に限ったことではなく、印象としてどう思われるかということについても同じです。人間関係や身だしなみなどについても特に周囲を気にしないので、悪い印象を持たれがち。どう思われるかを意識しない限りこれを改善することは難しいでしょう。
無関心な人の特徴【世間との関わり】
世の中の動向や政治など、多少距離感はあるものの多くの人は自分に関連する出来事としてとらえ、情報をキャッチしているものです。無関心な人の世の中との関わり方にはどのような特徴があるのでしょうか。
24. 時事に疎い
どこの国で何があったか、政治で大きな動きがあったなどの時事についても関心が低く、他人事のようにとらえている場合が多いでしょう。世の中の動きが自分に直接何か影響を及ぼすことはないと考えているからです。
確かに少し遠い話のような気もするのですが、国内外の動きによって物の価格が変わるなど自分に影響することもあります。無関心な人は周囲で起こっていることを自分のこととしてとらえるのがあまり得意ではありません。
25. 大きなニュースや最近の話題を知らない
大きな事件があったことや、人気の俳優が結婚したなど誰もが耳にしているであろう出来事を把握していない場合があります。社会情勢など難しい話題だけでなく、世間一般の話題にも疎い傾向があります。
関心のあることが少ないため情報を積極的に取るようなことはしません。人付き合いも少ないので周囲から入ってくる情報も少ないでしょう。
26. 選挙に行かない
自分の1票が世の中を変えるという意識はないので、無関心な人で選挙に行かない人は多いでしょう。選挙に行くかどうかだけでなく、結果がどうであったかというところにも関心がありません。周囲の大多数が動くような出来事となると、いっそう自分が動く意味のなさを感じてしまうのかもしれませんね。
無関心な人の特徴【表情・態度】
無関心な人のは表情や態度にもその特徴が表れています。まわりの目が気にならないこともあり感情の起伏が少ないので、良くも悪くも落ち着いているでしょう。
27. 何を考えているかわからない
関心のあることが少ないので、感情が大きく動くことがあまりない無関心な人。表情にも気持ちがあまり表れないので何を考えているのかわからないと思われてしまうことが多いでしょう。リアクションがあまりよくないので、相手を不安にさせたり不快にさせてしまうこともあるかもしれませんね。
28. 無表情
感情の起伏そのものがあまりないので、無表情という特徴もあります。表情というのはバリエーションがあってこそ感じるものです。常に自分中心で望まないことはせず、淡々と過ごしている無関心な人には表情のバリエーションがないのは当然かもしれません。自覚はなくても周囲に不機嫌な印象を与えている可能性もあるでしょう。
29. 怒られても動じない
怒られるということは自分に非があった場合にされることです。普通は怒られると同じ過ちを繰り返さないように考えたり、その失敗で自分の評価が下がることなどを気にするでしょう。しかし無関心な人にはそのような気持ちはありません。よりよくするために怒られたことを活かすようなことは考えていないので、怒られても心に響いていない場合があります。
そのため怒られても動じることがなく「理解しているのかな?」と感じるような態度をとっていることもあるでしょう。
30. 気遣うことが苦手
相手がどう感じるかや自分がどう思われるかについて関心がないので、発言にもそれが表れてしまいます。思ったことをそのまま口にしてしまう傾向があるので空気が読めていなかったり、時に相手を不快にさせてしまうこともあるでしょう。相手に共感したり相手の立場になって考えることが得意でないことも気遣いが苦手な原因です。
31. お願いを断ってしまう
「困っているから助けてほしい」とお願いされるような場合、多くの人が手を貸してあげたいと思うものです。無関心な人はお願いごとをされても、気が向かなかったりそれによって自分に面倒が起こるようであれば断ってしまいます。道を聞かれて自分が良く知っている場所だったとしても、時間がなければサッと断ってしまうでしょう。
逆に無関心な人は誰かにお願いごとをあまりしない傾向にあります。人を信用していない点や、他人からの評価が気にならないので誰かを頼ってまで何かをしようと考えていないからかもしれませんね。
32. 取り乱すことがない
どんな悪い状況においてもあまり取り乱すことがないのが特徴です。何においても他人事な印象で「どうにかなるのでは」と騒ぐことなく落ち着いていられるタイプです。トラブルに対しても何が困るかなど具体的なことまで考えないので、不安な気持ちが湧きにくいのかもしれません。
33. 誤解されても気にしない
多くの人は周囲からいい印象を持たれたいので、自身について事実に反する理解をされていたら誤解を解こうとするのが普通です。仮に自分に悪い印象を持たれていても気にならないのが無関心な人の特徴です。わざわざコミュニケーションをとって自分の印象をよくすることに手間をかけることはないでしょう。
34. 自分が好き
無関心なのにこだわりがあるという特徴を先に挙げましたが、そのこだわりも自己愛の強さに由来しています。自分が好きだからこそ、自分の好きな狭いこだわりの世界を大切にしているとも言えるでしょう。周囲に対して素っ気ない態度をとるのも自分のことが大切で、傷ついたりすることから自分を守るためでもあります。
35. 自分に特別性を感じている
「自分はほかの人とは違うんだ」と自分に特別性を感じている人が多いのが特徴です。周囲が動揺している場面で冷静でいられる自分という存在など、周囲と違う自分を良く感じています。このような場面にも自己愛の強さが垣間見えますね。
無関心な人の性格・心理
無関心な人は自己愛が強いために自分の信念のようなものを強く持っていて、その信念に沿ったものや人しか受け入れられない性格と言えます。自分の信念を守りたい心理からその他の物事に徹底的に関心を寄せないような態度をとっているのでしょう。
周囲からの評判が気にならないことについても、自分の中でしっかりとした信念があることで気にする必要がないのかもしれません。
無関心な人の長所と短所
「自分は無関心な人間かも」と気になってきた人もいるのではないでしょうか。無関心ということは決して悪いことばかりではありません。今回は、そんな無関心な人の長所と短所とはどのようなところなのかご紹介します。短所は直し、長所は人間関係や生活に活かしていけたら素敵ですよね。
【長所①】周りに流されず対応できる
周囲に無関心さを悟られるくらい無関心なことを割り切っている人は、その分周りの人間関係や意見に流されない強い軸のようなものを持っていると言えるでしょう。無関心なことがある人ほど、自分が関心を持っていることや自分なりの信念を持ち、確立している人とも言えるでしょう。そのため、無関心な人は心理的にも安定している人が多い傾向にあります。
【長所②】感情の起伏がなく落ち着いている
無関心なことに対して人は喜怒哀楽を示さなくなるという特徴は冒頭でもご紹介しましたが、それは決して悪いことではありません。無関心な人ほど感情の起伏が少なく、冷静かつ客観的立場で物事を見ることができる場合も多いでしょう。関心があることや熱中していることこそ、人は盲目となり自分を見失ってしまいがちです。
【短所①】周りから反感を買うことも多い
「ねぇ、聞いてるの?」と家族や恋人、友人や職場の人間関係で誰もが苛立ったことがあるのではないでしょうか。無関心な人の決定的短所はここです。関心がある人にとって、その事柄に相手が無関心であるということは非常に苛立たしく感じます。
【短所②】楽しいことも自ら遠ざけてしまう
無関心な事柄が多い人ほど、楽しいことや幸せを感じられることを自ら遠ざけてしまっている可能性があります。本当に凄く関心が持てることであっても、はなから無関心であると切り捨ててしまうことでその先にある快楽を知ることができないからです。好奇心旺盛な人からすれば、無関心な人はとてももったいないと感じてしまうことも多いでしょう。
【短所③】友達を作りにくい
人間関係において無関心な人というのは致命傷でもあります。他者に無関心である人というのはどんなに良い人や優れた人であっても、周りから反感を持たれたり誤解されがちです。そのため、人に無関心な人は友達を作りにくい人が多い傾向にあります。本当に助けが必要な時になって初めて人との繋がりの大切さを思い知ることになるかもしれません。
無関心の直し方
無関心な自分を直したいと思っている方や周囲の無関心な人になんとか改心してほしいと考えている方に向けて、無関心を直す方法をご紹介します。以下の方法は、瞬時に無関心だったことに関心を持てるという魔法のような方法ではありません。長い時間をかけて発想の転換を行なっていくイメージで実践してみましょう。
1. 「疑問点」を探してみる
無関心な人と関心のある人との大きな差は、疑問や探究心を持っているかどうかです。例えば好きな人ができたら心理的に「休日は何をしているんだろう?好みのタイプはどんな人なんだろう?」と誰もがその人のことをもっと知るために疑問が生まれてくるはずです。そのため、無関心なことに関心を持ちたい時は疑問を見つけていくことが重要です。
2. とりあえず調べてみる
疑問点を見つけだすことができたら、徹底的にその答えを調べてみる方法も効果的です。答えを調べていくうちに、無関心な事柄が関心のある事柄に変わることも多いでしょう。最悪の出会いだった相手ほど結婚に繋がったり、長い付き合いの友人となることが多いのと同じことです。相手を深く知らなければその本質や心理はわかりません。
3. 白黒はっきりつけすぎない
無関心から脱出したいと思っても、決して好奇心旺盛な人になる必要はありません。ただ、無関心だと最初から突っぱねたり無関心なものを無理に遠ざけたりすることを辞めれば良いだけです。無関心と関心の間「好きでも嫌いでもない」という絶妙な感覚を覚えるだけで、見えるものが変わってくるはずです。
4. 病院での診断やカウンセリングを受けてみる
自分では悪気や自覚がないにも関わらず周囲から無関心さを指摘され続けているという人は、一度病院で診断やカウンセリングを受けてみることをおすすめします。精神的病気以外にも、身体的病気でも集中できなくなったり無気力になるというケースもあるからです。心理カウンセリングを受けたら何事にも関心を持てるようになったということもあります。
無関心な人への接し方
職場の上司など周囲に無関心な人がいると接し方や話しかけ方に困ってしまう時がありますよね。続いてはそんな悩みを解消すべく、無関心な人と接する方法をご紹介します。無関心な人にやってはいけない方法から、無関心な上司への対応の方法までご紹介するので要チェックです。
1. 無関心な事柄を押し付けない
無関心なことを他人にいくら楽しいと押し売りされても、本人が自ら興味を持たなければ何も始まりません。反対に周りが口うるさく関心を持つように助言することで、余計その事柄に拒否反応を示してしまう場合もあります。無関心な人に関心を持って欲しいという親切心であっても、お節介だと思われてしまわないように注意しましょう。
2. 「体調悪い?つまらない?」を合言葉にしよう
無関心な人ほど自分が無関心だということに気づいていないことが多く、職場の人間関係などではそこが厄介なところでもあります。仕事に無関心な後輩や上司などには「今日は体調が悪いのですか?」「仕事つまらない?」などと投げかける方法が効果的です。そこでやっと自分の無関心な態度や言動に周りが振り回されていると気付くことがあります。
3. 無関心な上司にこそ報・連・相を徹底しよう
仕事に無関心な上司の場合、上司から的確なアドバイスをしてもらえることが少ないため報・連・相をすることが馬鹿馬鹿しくなってしまう時もあるでしょう。しかし、無関心な上司にこそ、責任逃れさせないために日頃から報・連・相を徹底していきましょう。
あえて無関心になるメリット
実はもっと無関心な人間になりたいと願っている人も多いようです。なぜ無関心であることに憧れるのか、あえて無関心な人間になることのメリットをご紹介します。
(人間関係については以下の記事も参考にしてみてください)
2. 本当に関心があるものを再確認できる
無関心なものを自分で実感することで本来自分が最も関心を持っていたものに気づくこともあります。また、関心があるものも一度無関心になってみることで、改めて自分にとって手放せないものだということを再認識することもあるでしょう。転職して気づく前の職場の良さ、好きなことを仕事にしてみて覚える違和感など関心と無関心には共通する点も多いでしょう。
あえて無関心になる方法
無関心の長所でも紹介した通り、無関心は決して一概に悪いことではありません。むしろ周りの目を気にしすぎて疲れている人にとって、無関心な人というのは憧れる存在でもあります。そんな「無関心になりたい」と願う人たちのために、あえて無関心になる方法をご紹介します。
1. 仕事だけの付き合いだと割り切る
まず職場の人間関係で疲れきっている人におすすめしたいのが「仕事だけの付き合いだ」と割り切ることです。同僚の噂話には相づちだけで参加する、上司の嫌味には動じないなど「私はあなたに興味がない」と心の中で唱えてみてください。反応がない人への嫌がらせや悪口ほどつまらないものはありません。職場で嫌な思いをすることが激減するのではないでしょうか。
2. 世界は自分中心に回っているのだと心に刻む
無関心な人は人にどう思われるかなどを気にしないので自分のこだわりのあることに集中することが上手です。無関心になりたいと思っている人は自分の考えにあまり遠慮せず、やりたいことに集中してみてはいかがでしょうか?自分の人生の中心は間違いなく自分自身です。人からの評価を気にして行動を制限しているのはもったいありません。
3. 作り笑いをしない
人間関係に思い悩む人ほどしているのが作り笑いです。そもそも無関心な人になりたいと願いながらも人間関係の悩みに関心を持ってしまっているのではないでしょうか?人間関係に悩みたくなければ笑いたいときに笑う、泣きたい時に泣くといったように自分の気持ちに正直に生きてみましょう。きっと心が軽くなり、悩み自体がちっぽけに思えてくるはずです。
4. 「まぁいっか」ですべてを完結させてみる
ストレス社会である現代、世の中には思い悩むことがたくさんあります。しかしそんな世の中で私たちが生き抜いているのは、「まぁいっか」と無意識に深く考えないようにしているからではないでしょうか。これこそ目指すべき無関心です。無関心になりたいと思う事柄についてはすべて「まぁいっか」と心の中で唱えて完結させる。これに尽きるでしょう。
【体験談】無関心な人達の”凄まじい言動”や”職場あるある”
ここからは無関心な人たちの凄まじい言動や、無関心な人がらみの職場あるあるをご紹介します。意外と多くの人が人の無関心さに気づいたり考えたりしていて、そこには思わぬ本音も入り交じっているようです。
無関心になる期間がある人の意見
常に無関心な状態というわけではなく、無関心な時期がサイクルのようにやってくることを自覚している人の体験談です。何事にも無関心になってしまう期間というのが、人間にはあるのかもしれませんね。
職場での無関心な対応に…
相手にうまく共感することが苦手なのは無関心な人のあるあるですね。相手の状況に思いを馳せることができないと対応に温度差が出てしまうでしょう。特にこの件のように離れた場所にいる相手のこととなるといっそう共感することは難しいかもしれませんね。
病院で心配になった無関心トーク
人は会話の中にさりげなく察してほしい気持ちを織り交ぜているものです。この体験談もその一例で、普段は飲まないお酒を飲んだことを医師に伝えています。残念ながらそれについて触れてもらえず投稿者はがっかりしてしまったようですね。気遣いが下手なのは無関心な人のあるあるです。
無関心な人の多い職場
こちらは職場の人間関係での無関心さが仇となる例です。いくら無関心だとはいえ病院での診断内容は心配して聞いてあげたほうが良さそうですね。意外と職場の人間関係では、みんな無関心な人になろうと頑張っているのかもしれません。
先輩や上司に恐怖心を持たせる無関心な後輩
人によっては無関心な人に恐怖心を抱く場合もあるので要注意です。先輩や上司に恐怖心をも抱かせる無関心な後輩や部下。無関心な人の特徴でも挙げたようにポーカーフェイスの場合は考えていることが読み取れないので、まわりの人にとっては怖い存在なのかもしれません。
無関心な人の優しさ
無関心な人ほど優しく見えるのは、部活や職場のあるあるではないでしょうか。そして怖い人先輩や上司ほど卒業したり転職してからも面倒を見てくれる人が多いため、その時初めて優しいけど何もしてくれない先輩の裏には無関心という心理が隠れていたことに気づく人も多いようです。
子どもができて妻が夫に無関心に
ある日突如関心があったものが、無関心な心理状況へと変化することもありえます。夫婦間での無関心に気づく人は圧倒的に多いようですが、出産育児を経験した女性の関心が夫ではなく子どもにいくのは仕方ないことなのかもしれませんね。
無関心な人だからこそ活躍できるステージも多い
意外にも強い信念を持ち、それをしっかりと守りたい心理の強い無関心な人。特徴やメリット・デメリットの両方をご紹介しましたが、無関心な人だからこそ活躍できるステージも多くあるでしょう。無関心な人であっても、そこを強みに変えられるようなステージを探してみてくださいね。
