受け身な人は周囲から積極性に欠ける人とみられ、仕事での評価は低くなりがちです。
向いてない仕事に就いているなら尚更でしょう。そこで、今回は受け身な人に向いている仕事や受け身な人の特徴や原因、改善する方法についてご紹介します。
受け身な人ってとことん受け身
受け身な人は、率先して行動しないため、仕事中「楽をしてサボってる」と思われやすい傾向にあります。なぜなら、自発的な人のほうが仕事をしているように見えるからでしょう。このように、どんなときも受け身でいると、社会的にも良い評価を得られないでしょう。
受け身な人に当てはまる7つの特徴
いつもキラキラ輝いて見える人は、その存在感が大きくみえるからです。その一方で、受け身な人は目立たない印象を与えます。それは、受け身な人が持つ特徴が関係しているといえるでしょう。そこでここでは、受け身な人に共通する特徴について詳しくご紹介します。
声が小さい
声が小さいのは、受け身な人に多く見られる特徴の1つです。自己主張して変に目立ちたくないという気持ちがあったり、自分の意見に自信がないなどの理由から、声が小さくなってしまうのでしょう。ほとんどの場合、本人に悪気はありませんが、性格的に気が小さいため声も小さくなってしまいます。
存在感が薄い
受け身な人は、周囲からみて存在感が薄い傾向にあります。それは、他人に注目されるよりも、そっとしておいてほしいと思う性格だからでしょう。そのせいか、他人には寄せ付けないオーラを感じさせてしまうこともあります。居場所は目につきにくい隅っこだと自覚していますが、本心では忘れられるのは寂しいとも思っています。
自分から話しかけない
受け身な人は、自分から話しかけない傾向にあります。それは、つまらない話をふって嫌われたらどうしようと思う気持ちがあるからです。一方通行的の会話になってしまうため、相手は話しかけたことを後悔することもあるでしょう。
他人に合わせる
意見を求められても、とりあえず他人に合わせる傾向があります。例えば、メニューを決めるとき、皆と同じものを選ぶのは、受け身な人にはよくあることです。どんな場面でも、自分に注目が集まることは避けたいのでしょう。
目立つことは嫌い
受け身な人は、目立つことを嫌います。特に、人の上に立つような仕事は最も避けたいと思う傾向にあります。なぜなら、人前で話すなど目立つ機会も増えますし、責任も重くなるからでしょう。この心理は、恋愛にも通じていて、受け身な男性と付き合った女性は、その本心が伝わらず不安を感じることが多いでしょう。
行動範囲がとても狭い
受け身な人は基本的に行動範囲が狭い傾向にあります。例えば、必要なことは自宅から職場までの往復内で全て済ますという人も多くいます。これは、元々性格的に好奇心が薄いからといえるでしょう。受け身な人にとって、慣れない場所に出向くのはとても勇気のいることです。それよりも、慣れた場所で全部済ませたいと思ってしまいます。
指示されたことだけする
受け身な人は、自発的に動くのが苦手な傾向にあります。しかし、指示されれば責任をもってきちんとこなすため、その点では信頼できる人といえるでしょう。そのため、周囲からは「行動力がない人」、「責任感がある人」の両極端な評価をされることもあるでしょう。
受け身になってしまう原因・心理とは?
受け身な人は、目立たず自分を押し殺して生きている、という印象を受けた人もいるのではないでしょうか。性格は、生まれ育った環境が作るといいます。そのため、そこで、ここでは受け身な人になる原因とその心理について詳しくご紹介しましょう。
欲がない
例えば、男性なら「出世したい」とか「モテたい」といった欲を持つ傾向にあります。この心理は、向上心の表れからでしょう。しかし、受け身な人は、向上心を持った毎日よりも平凡な毎日を選びます。
このような心理は、子供の頃、仕事の愚痴が多かった親を見て育ったのが原因かもしれません。頑張っても報われない現実を目にしたことで、どうせ欲を持っても無意味だとネガティブな心理になってしまったのでしょう。
嫌われたくない
受け身な人は、他人の意見に同調する傾向にあります。元々物事に執着心がない性格と、違う意見を言ったことによって他人に嫌われたくない心理が働きます。
事を荒立てないためには、他人に同調するのが一番と思うのが原因でしょう。しかし、いつも他人の意見にのっかってるだけの人にイライラする人もいます。本当は嫌いになってほしくないのに、結局は「あの人嫌い」となってしまうこともあるでしょう。
実は相手を優先している
受け身な人の中には、自分よりも相手を優先させる心理から受け身状態になる人もいます。原因の1つとして、我慢するのが当たり前の環境で育った人が考えられるでしょう。そのため、どんな場面でも、自分は二の次、他の人を優先する習慣が自然に身についてしまったのです。
これは、遠慮というよりも優しさからですが、リアクションや言葉が足りないため、その本心は相手にとても伝わりにくいでしょう。
否定されるのが怖い
受け身な人は否定されるのを極端に怖がります。このような心理は、幼い頃に親に意見を否定されることで生まれることがあります。せっかく意見を言っても「ダメ」の繰り返しが、自分の意見を言うことに恐怖を感じるのでしょう。
恋愛においても同じです。男性らしく気持ちを伝えたいと思っても、否定されたときのことを思い諦める人もいます。つまり、受け身な人にとって否定は、自分自身を否定されたと同じくらい怖いという意味を持っているのです。
感情を表に出さない
人は、感情が顔や態度に出ます。しかし、受け身な人は感情をあまり表に出しません。これは、他人に心を読みとられたくない心理からでしょう。元々強い意志を持たない受け身な人は、流れに身を任せたほうが楽だと考える傾向にあります。
そのため、恋愛においても受け身な男性は苦労が絶えないでしょう。流れに身を任せる恋愛では、言葉や感情で表して欲しい女性の気持ちを手に入れるのは難しいからです。
受け身な人に向いている仕事は?
受け身な人が、性格的に向かない仕事に就けば、苦痛な日々を送ることになるでしょう。一生働く男性にとっては生涯辛い思いをします。そうならないためにも、ここでは受け身な人が向いてる仕事に就いて詳しくご紹介します。
SE(システムエンジニア)
SEとは、システムを構築する仕事で、クライアントの要求に合わせてプログラミングします。パソコンに向かいコツコツとやる仕事なので、受け身の人には、向いているといえるでしょう。ただし、日々進むデジタルの世界は常に勉強が必要です。そのための努力は必要になるでしょう。
公務員
変化を求めない受け身な人には、安定した仕事という面でも公務員が向いています。特に、始業時間や休日は規則正しく、危険な業務がない市役所などの地方公務員が良いでしょう。日々同じ仕事の繰り返しが多く、受け身な人でも安心して働けます。
製造業
工場内での作業は、他人と会話することも少ないため受け身な人にはうってつけの職場です。内容も、単純作業が多いルーティンワークが多いのも特徴です。また、製造業には、単純なものから専門の知識や資格を必要とする分野もあるため、自分に合った内容のものを選べる良さがあります。
配達業
配達業は、荷物を渡すときに接客もしますが、短時間で済むためうざい客に当たる確率は少なく、受け身な人には向いている仕事といえるでしょう。ときには、重くて大きな荷物を運ばなければならないため、どちらかといえば体力のある男性に向いています。ネットショッピングが主流になりつつある現代、配達業は廃れない仕事としても注目されています。
運転手
トラックやバス、タクシーなど、運転手も受け身な人に向いてる仕事といえるでしょう。1人の仕事が平気な人や、運転が嫌いじゃない人にとってはかなり向いているのではないでしょうか。最近では、介護施設のように人を乗せる仕事もありますが、他人と接するのが苦手な人は荷物を積んで走る運転手のほうが向いているでしょう。
受け身な人に向いていない仕事は?
自分に向かない仕事は、毎日心がすり減ります。そんな状態で我慢して働き続けると、いつか心の病に診断される可能性もあるでしょう。そうならないためには、自分に向いてない仕事は避けたいものです。そこで、ここでは受け身な人に向いてない仕事をご紹介しましょう。
営業職
営業職は、飛び込みで売らなければなりません。そのため、受け身な人には少々ハードルが高い仕事と言えるでしょう。社内では、ノルマを達成できないと肩身が狭かったり、突然やってくる営業マンを毛嫌いする人も多く、メンタルが強い人でなければ、心の病に診断される状況に追い込まれることもあります。
会社経営者
社員の先頭に立って動く行動力が必要な会社経営は、社内だけでなく社外の人ともたくさん接する仕事です。そのため、やはりグイグイ前に出る社交性は必要でしょう。また、会社経営者は野心家で向上心が強い人が多いところからも、受け身な人には向いてない仕事といえます。
受け身な人の強み・弱み
ここまで、受け身な人についてご紹介しましたが、悪い部分ばかりと感じた人もいるのではありませんか。実際、受け身な人には弱みが多くありますが、その中にも強みになる部分もあります。そこでここでは、受け身な人の強みと弱みついて詳しくご紹介しましょう。
受け身な人の強みは?
受け身な人の強みは、単調な仕事でも平気であることです。同じことを繰り返す仕事でも飽きることなく責任をもってやります。単純な仕事は、性格的に苦手な人が多い中、平気なのは受け身な人の強みといえるでしょう。
また、与えられた指示に素直に従うことができるのも強みと言えるでしょう。上司からの指示でも、やりたくない仕事は文句をいって逃れようとする人はいます。しかし、受け身な人は素直に従い完璧にこなします。責任感も強いことから、会社にとって良い人材といえるでしょう。
受け身な人の弱みは?
受け身な人の弱みは、変化が苦手であることです。仕事では、急に状況が変わることがしばしばあります。受け身な人は、そのような変化を嫌います。例えば「〇時までに仕上げて」と指示されたのに、急に時間を早められると、たちまちペースを乱してしまうでしょう。臨機応変に対処することができないのは、受け身な人の弱みといえるでしょう。
リードできないことも、同様に弱みの一つと言えます。例えば恋愛において、女性の多くは「男性にリードしてもらいたい」と思っています。反対に「自分がリードしたい」という女性もいますが、いざというときにはやはり男性にリードしてもらいたいものでしょう。そのため、恋愛面では弱みとなってしまうことが多いでしょう。
受け身な姿勢を改善するための方法は?
受け身なことは、決して悪いことではありません。しかし、職場など居場所の環境が合わなければ精神的に参って心の病と診断される人もいます。そうならないためにも、ここでは受け身な姿勢を改善するための方法をご紹介します。
小さいことから自分で決める
何事も他人の意見に合わせがちな受け身な性格を改善するには、身近な小さなことを自分で決めるようにしてみましょう。例えば、ランチに行ったときのメニューを、皆と同じではなく「これにする」と言ってみましょう。他人が食べたい物を否定する人は滅多にいません。まずは、小さなことから自分で決めて自信をつけていきましょう。
言われる前に動いてみる
指示されたことが終わったら、次の工程は指示されるのを待たず自分から動いてみましょう。それだけでも周囲の見る目は変わるはずです。やる気が感じられれば周囲の対応も変わってきます。良い方向へと繋がるように言われる前に動くようにしてみましょう。
困ったときは助けを求める
困ったとき、他人は安易に手を貸してくれないものです。職場では、大人として本人の意志を尊重するため、簡単に手を貸していいものか悩むからです。そのため、本当に困ったときは自分から助けを求めましょう。求めれば手を貸してくれますし、それがきっかけでコミュニケーションの改善にもなるでしょう。
受け身な人は自分を変える一歩があるといいかも
受け身な人には、指示されれば責任をもってやり遂げるという強みがあります。しかし、その反面、受け身な性格が人間関係を悪化させる要素があるのも事実です。より良い人生を送るためには、この機会にその強みを活かしつつ、自分を変える一歩を踏み出してみてはいかがでしょう。
